2008年8月12日火曜日

Queridas chicas

Hola chicas, como estan??

みなさん、お久しぶりです。
コスタリカ隊員イデノです。お元気でしょうか。
先日のSkype交流、休み時間を延長してまで頑張ってくれて、
本当にどうもありがとう!
Muchisimas gracias!!

「文化紹介」と題してサルサなんか踊っちゃって大丈夫だったのか?、と
後になってちょっと心配でしたが、皆さんが楽しんでくれたようだったので、
こちらも嬉しかったです。

今回はSkype交流のお礼&ダンスの相方紹介をさせて頂きます。
皆さんからの質問への答えは、次の投稿で送りますね。

皆さんにきちんと紹介が出来ていなかった事がずっと気がかりだったのですが、
あの時私と一緒にサルサを踊ったのは、下の写真の左の女性隊員です。

















平成18年度2次隊、職種は環境教育、の平川詩子(ヒラカワウタコ)さんです。
彼女は私より2期早い先輩隊員で、首都サンホセを任地とし、
日々忙しく活動している隊員です。

美しい自然が溢れるコスタリカですが、その反面で、この国が抱えるゴミ問題は
非常に深刻です。
ゴミ処理設備が不十分なため、国内のゴミは全て埋め立て処理。
分別も進まず、全てのゴミが山に埋められているのが現状なのです。

平川隊員はこうした問題を解決すべく、各小学校や住民団体などをまわり、
ゴミの分別やリサイクル・リユース概念の普及に取り組んでいます。

そんな平川隊員はサルサが大好き。音楽も大好き。
実はあのサルサの振り付けは全て彼女が考えてくれたものだったのです。
ちなみに私は、あの日までサルサをまともに踊った事はありませんでしたw
交流開始までの数時間、何度も練習を繰り返してようやくサマになりました。
のダンスには、そんな裏話があったりもする・・・のですw

















話は変わって、これは私の活動写真。
巡回型の防災教育授業を行っている、とお話しましたが、
これはそんな様子を写したものです。

写っている子ども達は4・5・6年生達。少し大人びて見えますか?
多い時で1日2回、合計100人の子ども達に授業をする事もあります。
彼らに対して「防災って何だ?」を教える事によって、
地域自体にも「防災って何か大事らしいよ」という事を伝える事が、
今私がやっている活動なのです。

コスタリカには総勢でおよそ40名の協力隊員が日々活動しています。
様々な問題を抱え、途方に暮れる日も少なくはないですが、
どんなに落ち込んでも、それでもまた「もうひとふん張り!」と言って立ち上がる、
それが私達コスタリカ隊員のいいところ(楽観的?)です。
そしてそれは、世界中、どこの国にいる隊員でも同じ事なのでしょう。

長い夏休み、思いっきり楽しく過ごして下さいね。
質問への回答は次回、という事で。
それでは。

Nos vemos pronto.
Que tengan buen tiempo.

Yuki IDENO, Hojancha, Guanacaste, Costa Rica.

2008年8月3日日曜日

マレーシアより

2班のみなさんへ
スカイプ楽しんでもらえたでしょうか?
さびしいことに最後の質問なのですね。

・ マレーシアにも、甲子園的なスタジアムはありますか?
クアラルンプールにブキット・ジャリウスタジアムという有名なスタジアムがあるそうです。

・ 高校野球みたいなスポーツの大会はありますか?
全国大会まではないですが有名な州大会は3つあるようです。
バスケットボール(主に中華系生徒),サッカー(主にマレー系生徒),バレーボール(主に中華系生徒)の州大会があるそうです。
日本の高校野球のことを話すと驚いてました。

・ 日本だと、イチロー選手や北島選手、韓国だとキム・ヨナ選手みたいに、マレーシアにも有名または、人気のある人はいますか?
Koo Kien KeatとTan Boon Heongというバトミントンのダブルスの選手が今回のオリンピックでは期待されているようです。
あとマレーシア国内ではないですが,サッカーではイングランドのプレミアリーグ,バスケットではNBAの選手に中高校生は興味を持っているようです。

・ マレーシアに着いたとき、それまでのイメージと違って印象的だったことは何ですか。
それはなんといっても自分が想像していたよりも,発展していたことですね。
メルセデスやBMWなども普通に走ってます。

・ 文化祭で,これは発表してくれ!!っと言うことはありますか。ぜひ、教えてください!!
マレーシアは主に3つの民族が共生する社会という特徴を持っているのでその3つの文化の特徴,たとえば宗教や食べ物や服装などをそれぞれ対比させてみてはどうでしょうか。
日本にいると日本人だけで生活していることが普通ですが,ここではある人は豚肉が食べられない,ある人は牛肉が食べられないなど宗教上の理由で一人一人が違っていることに私は戸惑いました。

これからもっともっと海外に飛び出していく機会が多くなると思います。皆さんの活躍を期待しています。あと最後に”英語は大切”ということが,学生時代英語が大の苦手だった私からの言葉です。

2008年8月2日土曜日

ラオスより☆

1班の皆さんへ

ラオスからサバイディー(こんにちは)。
今年の日本の夏は暑いそうですね。
ラオスは昼間は少し暑いですが、夜は涼しく、
日本のようにエアコンが必要な夜はほとんどありません。
私自身もっと暑いのだろうなと思っていたので、
少し不思議な気持ちがするくらいです。

では、早速頂いた質問に答えていきますね。



1、日本では富士山が有名な山ですが、ラオスではどんな山が有名ですか?
ラオスは何と、国土の8割が山岳地域です。
ですから、山は沢山ありますが、
中でも有名なのが、「ワットプー」です。
ラオ語で、「ワット」は寺、「プー」は山を意味します。
毎年2月には「ワットプー」で「ワットプー」祭りがあり、
山やお寺が沢山のろうそくで彩られます。
(※ワットプーについては、ラオス通信6月号を参考にしてくださいね。)






2、ラオスではどんな文化が盛んですか?
うーん、難しい質問ですね。
若者に人気の文化、流行っているものは、お隣の国・タイの音楽やTV、ファッションなどです。
タイ語とラオ語はとてもよく似ているため、ラオス人はタイのテレビを見ることがとても好きです。
ですから、タイのテレビ番組から影響を受けて、
若者はタイのヒットソングを好きなり、タイのドラマに夢中です。
日本のドラマやアニメも、こちらでは全部タイ語なのですよ。
ドラゴンボールもクレヨンしんちゃんもタイ語です。

また、こちらの若者とカラオケに行っても、ほとんどタイ語の歌ばかりです。
けれど最近になって、ラオス独自のヒットソングが出てくるようになりました。
これは、最近になって新しくラオスのテレビ局が出来たからです。
以前は国営放送(日本で言うNHK)しかなかったそうです。
どこの国にいても、テレビやメディアの影響は大きいなと感じます。




3、日本では大阪の天神祭りや、京都の祇園祭などがありますが、  ラオスではどんな祭りがありますか?
ラオスに来て、驚いたこと!
それはお祭りの多さです!
2-3ヶ月に一度はそれぞれの村や地域のお祭りがあり、街中がそれに向けての準備に大忙しです。
ラオス国内で、有名なお祭りは、4月のラオス正月、
5月のロケット祭り(雨が沢山降るようにお願いをするお祭り)、
12月のタートルアン祭り(首都のタートルアンというお寺のお祭り)でしょうか。

また、ラオスは仏教の国ですから、仏教にちなんだ大切なお祭りが2つあります。
1つ目は「カオパンサー」。今年の「カオパンサー」のお祭りは6月中旬でした。
沢山の人がラオスの伝統衣装を着て、朝早くからお寺にお参りに行きます。

カオパンサーとは、お坊さんたちが修行に入る時期を指します。
この修行は3ヶ月間続きます。
この間は、普通のラオス人も派手なことを控えます。
具体的には、結婚を控えるなどです。

そして、もう1つは、その修行が終わったことをお祝いする「オークパンサー」です。
修行が終わったことを意味しますから、
このお祭りのときは、街中がとても華やかな雰囲気になり、
街に日本のような屋台が沢山出ます。
また大きな川のある県では、ボート競走も行われます。







<お坊さんに「喜捨」といって、お菓子やご飯を差し上げます>

<お寺にお参りに行くときの正装です>





4、ラオスのアタプー県で有名な場所や人気のある場所はどこですか?
アッタプー県はとても田舎で、観光客はほとんど来ません・・・。
けれど、有名な場所が2つあります。
1つ目はベトナム国境沿いの自然です。
写真のような山間の自然がとても壮大で美しいです。














2つ目は昔の内戦中のロシア製のミサイルの残骸です。
村の真ん中に突如としておいてあるので、
初めてみたときはとてもびっくりしました。






こんなところでしょうか。



今までどうもありがとうございました☆
今回の交流を通じて、1班の皆さんが何かを感じてくれればうれしいです。
世界は本当に広くて、色々な発見が沢山あります。
今は、インターネットが発達して、色々な情報が手軽に手に入りますね。
これからも、色々なツールを使って、世界のこと(もちろん日本のことも!)を学習していってください。

そして、いつか学習した内容の「ホンモノ」を皆さんの体を使って感じてほしいと思います。
皆さんが高校生、大学生、大人になったときに、
海外の文化を体で感じてみることをお勧めします。

エルサルバドルについて

質問どうもありがとうございます。
早速質問にお答えします。

Q.1 エルサルで流行ってるアニメ、漫画。

まず、漫画について。漫画はあまりこちらでは出回ってく、首都の割と大きな本屋でやっと購入できるぐらいです。でも、One Piece、Narutoの漫画があるそうです。

アニメについて、こちらで流行ってる日本のアニメは、ドラゴンボールZ。よくこちらのテレビで放送されていて、あと、DVDでも露天で売られてます(海賊版ですが)。

あと、ちょっと驚いたことですが、世界的に有名といえる宮崎はやお作のアニメはこちらではほとんど知られていません。

子供向けのアニメではデズニー(たぶん)作がよく放送されてます。私のホームステイ先の子供もよくみてます。

Q.2 エルサルの悪いとこ、良いとこ。

まず、悪いとこ。
平気で嘘をつく人が多い。特に男性。ちょっとしたミスを犯しただけでも、「おれはやってない」、「これはおれがやったんじゃない」と言い張る。他から見てればバレバレの嘘だとわかるのに。こちら、中南米全体でいえることかもしれませんが、マチスモといって、男性優位な社会が目立っていて、男はプライドが高いというか、見栄っ張りの人が多い。これは、仕事をする上でも結構苦労してます。

次、良いとこ。
嘘つきの反面、人なつっこい性格の人が多い。(グアイマンゴの)町を歩いてるときでも、気軽に話しかけてきてくれる。これはホントにうれしい。心があったまる気がします。店に買い物に行くときも、笑顔で「調子はどう?」とか「元気?」とかいつも話しかけてきてくれる。

いいところをあげればキリがありませんが、こちら海鮮料理がすごいおいしいです。Coktel といって、貝や小海老、小魚を容器いっぱいにつめて、それを生でたべます。気候は毎日夏と言っていい程、暑く(私暑いの大好きです)、任地グアイマンゴは落ち着いていて、とても暮らしやすいです。毎日楽しい日々を過ごしてます。

Q.3 エルサルについてこれだけはいいたいこと
前にも、触れたことですが、首都と地方の貧富の格差がすさまじい。首都のすばらしい建物、品揃えの豊富さなどの栄え具合に対して、地方の貧しさ(特に私の任地)は、いまだ驚くばかりです。ホントに同じ国かと思うぐらい。早く彼ら(任地の人たち)が、貧困から抜け出して、かれらが思う幸せを早くつかんでほしいと思っています。