2008年9月15日月曜日

Queridas amorsitas

Hola, muchachitas.
Como estan?

前回のメールからしばらく更新が出来ませんでした。
質問への回答が遅れてしまい、ごめんなさいね。

皆さんからの最後の質問、「コスタリカの宝物」について、
答えていきましょう。

美しい自然の宝庫、中米の楽園、
コスタリカはそのように形容される事の多い国です。
国土の約27%が国立公園などの保護区になっていて、
国中のいたるところに雄大な景色を楽しめる観光スポットがあります。

コスタリカ人達も、自国の豊かな自然を誇りに思い、守ろうと努力しています。

自然保護に関する法律が多い事は、そんな彼らの気持ちを反映した結果でしょう。
ネットやガイドブックなどを参考にすれば、きっと皆さんにとっての、
「いつかは行ってみたいコスタリカの場所」が見つけられると思います。
コスタリカは、そんな国なのです。

しかしながら、私の好きな場所は「観光地」ではありません。











これは、私の任地オハンチャ市で行われた、馬の品評会後に撮った一枚。
みんなリラックスしてお喋りをしながら、会場を後にしているところです。
この日の夕焼けは本当に綺麗でした。さえぎるものが何もない場所で見る空は大きいです。
私の任地は田舎ですが、夕焼けの綺麗さは圧巻です。











私が好きな場所は、「彼ら」のいるところです。
左の写真の男の子は、私のご近所さん。伝統ダンスを披露する直前に撮りました。
右の写真の女性は、私が親しくしている家庭の長女。次女が生んだ息子を抱いてキス。

コスタリカ人にとっての「宝物」は、恐らく「家族」だと私は思います。
美しい自然も、雄大な保護区も、それは素晴らしいものですが、
本当に大事なものは、他にある気がします。

出張や休暇等で、国内の観光地に行った事もありますが、
私のお気に入りの場所は、身近な生活の場にあると思います。
写真に写った「彼ら」が見せる、ふとした瞬間の穏やかさが、私は好きです。

短い間でしたが、楽しい交流でした。
どうもありがとう!

Muchisimas gracias por todo todo todo.
Muchos besitos.

Yuki IDENO, Hojancha, Guanacaste, Costa Rica.